それぞれの違い
ハーネス
ハーネスは肩関節の動きと能動義手のケーブルを繋ぐいわば車のハンドルのようなものです。
そんなハーネスには“8字ハーネス”と“9字ハーネス”の二種類があります。
実は8字ハーネスにはこのような役割分担があります。
このハーネスが青い箇所のみになると9字ハーネスとなります。
つまりノースウエスタン式やミュンスター式のようにソケットに懸垂機能がある場合には9字ハーネスで可能な場合があるのです!
逆に考えると、上腕能動義手ソケットには懸垂機能が存在しないので必ず8字ハーネスとなるのです!!
コントロールケーブルシステム
コントロールケーブルシステムには“単式”と“複式”が存在します。
これらの違いは単純で“単式はコントロールするものが1つだけ、複式はコントロールするものが2つある”のです!
- 単式コントロールケーブルシステム:手先具の開閉
- 複式コントロールケーブルシステム:手先具の開閉、肘継手のロック/アンロック
肘継手のロック/アンロックが必要な場合、つまり肘継手のある上腕能動義手に適応されるのがこの複式コントロールケーブルシステムなのです!
- 単式コントロールケーブルシステム:前腕能動義手
- 複式コントロールケーブルシステム:上腕能動義手
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