荷重線とは?
義肢装具の筆記や実技、あるいは運動学などでも耳にするこの“荷重線”ですが皆さんはこれが何を意味しているかご存知でしょうか?
ざっくり説明しますと荷重線とは“重心から伸びた重力の作用線”です。
・・・これだけ聞くとすごく難しそうに聞こえますよね。
一度に理解しようとすると混乱するので部分ごとに分けて理解していきましょう!
まずは“重心”です。
重心とは質量の中心、つまり“物体が重力に引っ張られ始めるスタート地点”のことです。
次に”重力の作用線”です。
重力とは地球からの引力、つまり“物体を地球に向かって引張り続ける力”のことです。
そして作用線とは“はたらいている力の大きさと方向を矢印で表現した線”になります。
以上をまとめると荷重線とは“物体にかかる重力の大きさと方向をスタート地点から伸ばして表した矢印”です。
下の画像のようなイメージを持つとよりわかりやすいです。
コメント