皆さん正解はわかりましたでしょうか?
結論から先に言いますと答えは「3」になります。
- ソケットの内壁が高すぎる。
- 初期屈曲角が不足している。
- 内転角が不足している。 ← 正解!!
- 内転角が過大である。
それでは解説をしていきます。
まずは1から。スタティックアライメントの段階、つまり装着して立ってもらった時点でわかる問題です。
ですが今回の問題文には“スタティックアライメントにおいてソケットとの適合に問題はなかった”との記載があるため1は選択肢から除外されます。
続いて2ですが、初期屈曲角は矢状面におけるアライメントの調整です。今回の問題ではソケットの内側近位部への痛み、つまり前額面での問題であるためこれも除外されます。
では3と4を考えていきましょう。
内転角の不足と過大。これは前額面のアライメントを考える上で非常に重要なポイントです。
逆にこれさえ理解してしまえば、前額面のアライメントは皆さんにとってサービス問題へとなり得るのです!
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