なんで!?トレンデレンブルグ歩行(徴候)!

中臀筋のはたらき

中臀筋の主な役割は股関節の外転と伸展ですよね?

特に股関節の外転には大きく作用していて、この機能のおかげで私たちは片脚立ちができるのです!(もちろん他に身体的な異常がない場合ですが)

今回もイメージを確認していきましょう。

股関節の外転といえばこのようなイメージですよね?

外転筋の作用 ※ 拡大可能

このとき中臀筋は“大腿骨を骨盤に向かって引っ張り上げている”動きをしています。

では両脚立位、つまり普通に立っているときには中臀筋はどんなはたらきをしていると思いますか?

実は私たち自身に実感はありませんが筋というのは常に収縮し、引っ張り合って身体のバランスを保っています

そのため両脚が床面に接している両脚立位では、中臀筋は股関節の外転方向で収縮しあっているのです。

外転筋収縮 ※ 拡大可能

帆船の帆やテントがバランス良くピンと張った状態でいられるのも、全体の引っ張り加減が均等だからですよね?そんなイメージです。

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