構造別!義足足部紹介!!

各種足部

単軸足部

単軸足部

特徴
  • 底背屈の動作が可能
  • 操作が単純なため、股義足・短断端の大腿義足利用者といった断端から足部までの距離が長い方や活動度が低い方など、足部のコントロールが難しい方に適する
注意点
  • 内外反の動作がないため、不整地(砂利道などの凸凹道)に対応しきれない場合があり、転倒のおそれがある

多軸足部

多軸足部

特徴
  • 底背屈・内外反の動作が可能
  • 不整地での歩行に適する
注意点
  • 単軸足部に比べ可能な動作が多い分、股義足・短断端の大腿義足利用者といった断端から足部までの距離が長い方や活動度が低い方など、足部のコントロールが難しい方には扱いが困難な傾向にある

SACH足部

SACH足部

特徴
  • 「Solid Ankle Cushion Heel」の略
  • 機械的な足関節軸を持たない
  • 踵に弾力性のあるスポンジ(ヒールクッション)を使用し、底屈の機能を代償する
  • 幅広い方に適応がありあるため、術後の仮義足に利用されることが多い
注意点
  • 各部クッションの経年変化が起こりやすい
  • スポンジ性のため乾燥するともろくなってしまう

エネルギー蓄積型足部

エネルギー蓄積型足部

特徴
  • 機械的な足関節軸を持たない
  • カーボン素材の板バネを利用
  • スポーツなど活動度の高い方に適している
注意点
  • 股義足・短断端の大腿義足利用者といった断端から足部までの距離が長い方や活動度が低い方など、足部のコントロールが難しい方には板バネの反力を活かしきれないことが多い

ドリンガー足部

ドリンガー足部

特徴
  • 機械的な足関節軸を持たない
  • 水田作業に適している
  • 前足部が短いため、水田で足部がハマる危険性が少ない
注意点
  • 前足部が短い分フォアフットロッカーが機能しないため、一般道での歩行が困難

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