脊椎における椎骨の数
脊柱は体幹の“頸椎”, “胸椎”, “腰椎”, “仙骨”, “尾骨”と各エリアごとで名称がついています。
各部を構成している脊椎の数は以下の通りです。
- 頸椎:7
- 胸椎:12
- 腰椎:5
- 仙骨:5個の仙椎が骨癒合して、全体が仙骨になる
- 尾骨:3〜6個の尾椎が骨癒合して、全体が尾骨になる
またご覧のように脊柱は矢状面でS字状に彎曲しています。
頸椎と腰椎は前彎し、胸椎は後彎しています。
前彎と後彎は順番でカーブしておりますが、私も学生時代の覚えたてだった頃はどっちがどっちだったか混同していたような気がします。
冷静に考えれば、胸骨の中には心臓や肺などの臓器が収められているので、胸椎が前彎しているわけがないんですけれども(笑)
こういった全体のイメージを持っていればうろ覚えによるミスを防ぐことにも繋がります!
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