頸椎
頸椎は全部で7本あるのですが、一部特別な名前がつけられているものがあります。
- 第1頸椎 → 環椎
- 第2頸椎 → 軸椎
- 第7頸椎 → 隆椎
環椎は棘突起がなく輪っか状になっており、軸椎は歯突起があるのが特徴です。
環椎と軸椎は合わせて“(正中)環軸関節”という関節を作ります。
環軸関節は“車軸関節”という分類の関節で、人体でも珍しい構造をしている関節です。
隆椎は棘突起が発達しており、首の上から触ってもわかるのが特徴的です。
ちなみに隆椎は義手のハーネスの装着位置の基準にもなるポイントですので、押さえておきましょう!
また第4〜7頸椎には“鉤状突起”と呼ばれる箇所があり、ここと真上の椎体とがなす関節を“ルシュカ関節(Luschka関節)”といいます。
コメント