脊椎にも支えあり!?
これは脊椎というよりは骨そのものの特徴になるのですが、骨には骨梁とよばれる骨組みのようなものがあります。
この骨梁の形状により骨には丈夫な部分とそうでない部分が存在します。
椎骨の骨梁はこのような形状をしています。
この骨梁が重なっている箇所は密度が高いため丈夫なのですが、重なっていない上下端および前方は損傷を受けやすくなっています。
これも変形の形状によって、“楔状椎”, “魚椎”, “扁平椎”と名称が異なります。
たまに高齢の方が背中を丸めて歩いている様子を見かけるかと思うのですが、あれは単なる猫背ではなく骨粗鬆症などの理由で椎体がもろくなった結果なのです!
ちなみに、このような状態のことを“円背”あるいは“亀背”といいます。
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