小脳

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運動調節の中枢の一つであり、錐体外路系を介して大脳と連絡している。

錐体外路にも同じような機能があると紹介しましたが、それは錐体外路が小脳と繋がっているからです！

小脳が障害されると、立位・座位での動揺, 歩行障害, 平衡障害, めまいなどを引き起こす。

小脳半球

運動の円滑化に関与。

虫部

筋緊張の調節, 姿勢保持, 歩行の制御に関与。

歯状核

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小脳髄質（白質）の深部にある小脳核（灰白質）の一つ。

小脳の出力細胞であるプルキンエ細胞からの司令を受け、反対側の視床や赤核へ出力する。

小脳脚

 ※ 拡大可能

脳幹（中脳・橋・延髄）と3つの大きな神経線維束で繋がっています。

上小脳脚

• 中脳と繋がる
• 出力線維がメイン
• 小脳核から中脳（小脳赤核路）・間脳（小脳視床路）に向かうニューロンのほとんどがここを通る
• 前脊髄小脳路や視蓋（中脳蓋の視覚関与）、網様体からのニューロンも一部含む

中小脳脚

• 橋と繋がる
• 入力線維がメイン
• 橋小脳路が中心
• 皮質橋路と共にはたらき、随意運動が正確に行われるよう調整

下小脳脚

• 延髄と繋がる
• 入力線維がメイン
• 求心性神経線維として、オリーブ小脳路, 後脊髄小脳路, 前庭小脳線維など
• 求心性・遠心性神経線維として、前庭神経核との連絡など

小脳による運動の調節