脊髄
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脊髄は脳から連なる組織であり、脊柱管内を通る神経の束です。
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脊髄の髄節は脊椎と同じく、頸髄, 胸髄, 腰髄, 仙髄, 馬尾というように分類されていて、基本的には対応する椎骨下の椎間孔から末梢神経として伸びていきます。
そのため、ほとんどの髄節は対応する椎骨と同じ数なのですが、頸髄だけ異なります。
| 脊椎 | 脊髄 | ||
| 頸椎 | 7 | 頸髄 | 8 |
| 胸椎 | 12 | 胸髄 | 12 |
| 腰椎 | 5 | 腰髄 | 5 |
| 仙椎 | 5 | 仙髄 | 5 |
第1頸髄は頭蓋骨と頸椎の間から出ているので、その分1つ多くなっているわけです！
また側角はTh1〜L2(L3)で発達しているのが特徴的なので、交感神経との関わりも押さえておくべきポイントです！！
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もちろんこれが脊髄から伸びている神経のすべてではありませんが、最低限押さえておくべきポイントになります！
脊髄を通る神経伝導路
これまでに紹介してきた神経伝導路は精髄内でこのような位置関係で走行しています。
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表在感覚
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温痛覚 | 外側脊髄視床路 | ① | |
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触覚
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粗大な感覚 | 前脊髄視床路 | ② | |
| 精密な触覚 | 後索 | ③ | ||
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深部感覚
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意識できる深部感覚 （位置覚・振動覚） |
後索 | ④ | |
| 意識できない深部感覚 | 脊髄小脳路 | ⑤ | ||
| 運動 | 皮質脊髄路 （錐体路） |
⑥ | ||
もちろんこれもすべての神経伝導路というわけではありません。
脊髄内の神経伝導路の走行の仕方は“脊髄損傷”を理解する上で重要になってきますので、頭の片隅に置いておいてください！
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