連結
骨性連結
骨どうしが連結し、全体でひと塊の骨となっているもの。
例:成人の寛骨, 仙骨
軟骨性連結
骨と骨とが軟骨によって連結しているもの。軟骨の種類により、硝子軟骨結合と線維性軟骨結合とに区別される。
硝子軟骨(しょうしなんこつ, がらすなんこつ)
微細な膠原線維の間を多糖類が埋めて、ガラス様を呈している。
例:肋軟骨、骨端軟骨、関節軟骨 など
線維性軟骨(せんいせいなんこつ)
軟骨細胞が少なく、基質に緻密な膠原線維を多く含む。
例:関節半月、椎間板、恥骨軟骨 など
ちなみに、軟骨にはこの2つ以外にも“弾性軟骨”と呼ばれるものもあります。
耳介や喉頭蓋軟骨などがこれにあたります。
線維性連結
骨が線維で連結しているもので、例として骨間膜や歯の釘植などがある。
滑膜性連結
いわゆる関節のことで、骨と骨とは滑液と呼ばれる液体で介在され、これを滑膜などで形成される関節包が包む。
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