関節の基本!

連結

骨性連結

骨どうしが連結し、全体でひと塊の骨となっているもの。

例:成人の寛骨, 仙骨

軟骨性連結

骨と骨とが軟骨によって連結しているもの。軟骨の種類により、硝子軟骨結合と線維性軟骨結合とに区別される。

硝子軟骨(しょうしなんこつ, がらすなんこつ)

微細な膠原線維の間を多糖類が埋めて、ガラス様を呈している。

例:肋軟骨、骨端軟骨、関節軟骨 など

線維性軟骨(せんいせいなんこつ)

軟骨細胞が少なく、基質に緻密な膠原線維を多く含む。

例:関節半月、椎間板、恥骨軟骨 など

ちなみに、軟骨にはこの2つ以外にも“弾性軟骨”と呼ばれるものもあります。

耳介や喉頭蓋軟骨などがこれにあたります。

線維性連結

骨が線維で連結しているもので、例として骨間膜や歯の釘植などがある。

滑膜性連結

いわゆる関節のことで、骨と骨とは滑液と呼ばれる液体で介在され、これを滑膜などで形成される関節包が包む。

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