下肢装具継手の機能と分類!!

股継手のついた装具(HKAFO)

外側股継手

継手の名称 特徴
RGO
(Reciprocating Gait Orthosis)
  • 腰仙椎装具と長下肢装具と股で連結したもの
  • 一方の股関節屈曲(伸展)が他方の股関節の伸展(屈曲)をきたす構造
  • 交互歩行が可能
RGO
ARGO
(Advanced Reciprocating Gait Orthosis)
  • RGOの改良型
  • 左右の股継手を1本のケーブルでリンクし、ロック/アンロック操作が可能
  • 腰掛け&起立が行いやすい
  • 股関節の伸展を補助する空気圧を利用したスプリングがある
ARGO
HGO
(Hir Guidabce Orthosis)
  • 股継手は左右対称で、振り出しには下肢重力による慣性力を利用する
  • 側方支柱により立位安定が良い
  • 股継手にはロック機構がある
  • 車椅子上での装着はできない
HGO

内側股継手(MSH-KAFO)

内側股継手(MSH-KAFO)

継手の名称 特徴
Walk about
  • 両長下肢装具に内側股継手を会陰部直下に取り付けて、股関節外転位で交互歩行を行なう
  • 股継手はクリップ式のレバーにより素早く着脱ができ、外せば腰掛けることが可能
Walk about
Prime Walk
  • Walk aboutの改良型
  • 実際の股関節運動軸に近い仮想軸を持ち、交互歩行が用意となる
  • 股継手の屈伸可動域は調節可能
  • 着脱はワンタッチで可能であり、座位での着脱も可能
Prime Walk※ イラストは矢状面

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